インスタ映えする紅葉の撮り方

京都在住の女性カメラマンおすすめ!スマホでも使えるインスタ映えする紅葉の撮影方法

ついに紅葉の季節がやってきました!この秋はスマホを持って、紅葉狩りに出掛けてみましょう。簡単なコツをおさえるだけで、視界いっぱいに広がるオレンジや赤の木々を最高の状態で写真に収めることができますよ。紅葉の名所・京都で実際に撮影した写真をサンプルに、すぐ使えるテクニックを伝授します!

※2018年10月17日時点の情報です。

これだけで変わる!簡単・スマホカメラ設定

ただシャッターを押すだけより、紅葉をきれいに魅せる写真を撮るにはコツがあります。簡単にできるので普段の撮影から活用していきましょう。

●グリッドラインで三分割構図

「設定」→「カメラ」→「グリッドライン」をオン!地面や川を水平に撮影するのにも便利です。主役を線が交差するところに置いて撮影すると、構図がまとまりきれいに見えます。

●色を調節して撮影

カメラの右上にある色調整ボタンから「ビビット(暖かい)」を選ぶと、曇りのときの白い空や、まだあまり紅葉が進んでいないときもベストシーズンに来たような色調整ができます。

●一番かわいい場所をタッチしてピント合わせ!

一番かわいく見える主役の紅葉にタッチしてピントを合わせましょう。どんな写真にしたいか考えてから、できる限りズームせずにちょうど良い位置に移動すると一番画質がいいですよ!

●ピントを合わせたときに明るさ調整!

明るさを変える方法は、ピントマークの隣にある太陽を上下させるだけ。できるだけ「こういう写真が撮りたい!」というイメージの明るさに近い状態でシャッターを切っておきましょう。明るさはあとからフィルター機能で調整できますが、それよりも仕上がりが良い写真になります。

いままでよりぐっとインスタ映えする「寄って迫って部分カット」

三分割構図を使って「寄って迫って部分カット」をすると主役がぐっと引き立ちます。写真は引き算。余計なものが映らないように工夫するだけでも美しい写真になりますよ!

●もう一歩、寄ってみる

例えば、主役の食事が真ん中にある“日の丸構図”からお皿の一部をカットしてみると、雑誌のようなオシャレ写真に変身。縦横を変えて撮ってみるのもイメージが変わります。
神護寺:高雄にあるお茶屋さんにて撮影。屋外にある机に落ち葉が集まっていました。

●シンメトリー(左右対称)やリフレクション(反射/水鏡)に挑戦!

左右対称のシンメトリー写真や、水たまり・黒い机の反射を使ったリフレクションの写真を意識して撮ってみましょう。
蓮華寺:シンメトリー(左右対称)になるようにかがんで撮影。ついお庭に寄りたくなりますが額縁庭園を楽しむのは座敷の奥から。
瑠璃光院:額縁庭園その2。黒い廊下を利用したリフレクション(反射/水鏡)撮影。

●紅葉で前ボケ、後ろボケをしてみる

まだあまり紅葉していない時期や、人ごみや自動販売機など見せたくないものがあるときは、紅葉で囲ってみるとベストシーズンに来たように見せることができます。紅葉を手前に入れるようにして、主役にピントを合わせて前ボケ・後ろボケした写真を撮ってみましょう!
南禅寺:実は時期外れで手前の紅葉だけしかなく、あとはあまり紅葉していません。
祇王寺:紅葉の赤い世界から、少しだけ青い葉っぱを前ボケさせて遊び心をプラス。

●紅葉をサブにしてみる

紅葉だけだとどこで撮ったものかわからないため、建物と紅葉や別のお花とのコラボなどサブとメインが入った構図を考えてみましょう。
祇王寺:日本三大名菊「嵯峨菊」古典菊の花を主役、紅葉を副題にして撮影

●ハイアングル・ローアングル

腕をあげてスマホならではのハイアングルにすると、人ごみをさけた紅葉が撮影できます。またスマホを地面に置いて超ローアングルから撮ると、下から見上げた迫力のある紅葉になりますよ。いつもと違う目線の写真を撮ってみましょう!
世界遺産 栂尾山 高山寺:実際は周りに参拝客がいますが、人が入らないように見上げて撮影。紅葉だけだとどこかわからなくなるので、どこで撮ったかわかるように石像も入れてみました。

光で紅葉がもっときれいに!

直射日光のときのかたい光と強い影。建物の影にさしこむやわらかい光と影。同じ樹を違う方向から順光・逆光で撮ってみると、同じ被写体なのにまったく違う写真が撮れます

●光の方向を見る

左/影の方向は手前の自分の方。太陽を背にして順光の場合、青空と紅葉の撮影ができます。 右/右側から光がさして、左側に影が出来ているサイド光。一本の樹の周りをぐるっと回りながら撮影してみると空が青くなったり白くなったりします。
太陽を背にして順光の場合、青空と紅葉の撮影ができます。

●朝焼け、夕焼けはドラマチックなマジックタイム!

ほんの少しの間だけ、いつもと違う風景になる「マジックタイム(マジックアワー)」。赤や黄色の色が映え、より美しく撮影ができちゃいます。
糺の森 愛宕念仏寺:横から光が入るサイド光や太陽に向けて逆光の場合、光芒になる位置を狙うとより美しい写真になります。曇りや日陰の撮影は空を少なめに紅葉を撮影すると主役が更に引き立ちます。

●主役を引き立たせるアンダー撮影

明暗差がある場所では背景が黒くなるまでアンダーで撮影し、シルエットを狙うとカッコいいクールな仕上がりになります。
蓮華寺:明暗差(暗い場所から明るい場所を撮る)があるときは紅葉にピントを合わせて太陽マークを下になぞると暗くなってシルエット撮影ができます。
宝厳院:ピントを明るい紅葉に合わせ、太陽マークを下げて暗めにしてアンダーに撮ると、余計なものがブラックアウトして主題が引き立ちます。

●夜のライトアップ撮影はフラッシュをオフ!

フラッシュを直にあてると主役に強い影ができるため、オフにするのがおすすめです。夜の撮影は地面や塀にカメラを固定して手振れを防止!タイマー機能を使って、シャッターを押すときのブレも防止すると暗い場所でもきれいに撮影できます。※三脚は使用可能な場所かどうか確認が必要です。ルールにのっとって撮影しましょう。
貴船神社:HDR機能も使ってみるとドラマチックな写真になります。
貴船神社:夕焼けや青くなったときのマジックタイムと真っ暗な背景とはまた違った美しさがあります。

●時期外れや雨の日も写真から物語が伝わるように撮る!

冬も近づきすっかり葉の落ちた樹を撮るより、落ち葉を使っての足元の撮影や、雨上がりの紅葉の雫や水たまりへの映り込み(リフレクション)を撮影するのもおすすめです!
愛宕念仏寺:晩秋の時期、手彫りの千五百羅漢をメインに落ち葉をサブで撮影。

簡単にできるフォトコーディネートの三大ルール「設定・構図・光」。

ちょっとした設定をして、シャッターを切る前にどんな風に撮りたいかを意識するだけでも、いままで見えなかった世界が見えてきます。毎日がカメラでもっと楽しくなりますよ!

春には「京都在住の女性カメラマンおすすめ!スマホでも使えるインスタ映えする桜の撮影方法」もご活用くださいませ!

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[プロフィール]
佐々木美佳(ayse 愛謝 アイシェ)

「中国大連生活・観光旅行ニュース」ブログが人気となり帰国後はカメラマンに。京都の祭事や四季のうつろいを中心に「地球散歩の旅」満喫中。

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