高杉真宙 映画「笑顔の向こうに」インタビュー

Special Interview

高杉真宙

日本歯科医師会の全面協力の下、歯科医療の現場の若者たちの成長を描いた青春映画「笑顔の向こうに」。本作で主人公の歯科技工士を演じた高杉真宙さんに、第16回モナコ国際映画祭で最優秀作品賞を受賞した本作の見どころと、スマホライフをうかがいました。

★★予告はコチラ★★

文章を考えるとき、演技の確認をするときに、スマホに助けられています

早速ですが、高杉さんはどんなときにスマホを使うことが多いですか?

文章は基本的にスマホで考えることが多いですね。事前に考える必要のある舞台挨拶や番組のアンケート、それにSNSもスマホで書いたほうがいい文章が思いつくことが多いです。何か、筆と紙はこれじゃないとダメなんだ…っていう作家さんみたいなイメージで、基本的にスマホじゃないとできない人です(笑)。メモは基本的にスマホですね。

よく使う機能やアプリはありますか?

音楽はスマホで聴きます。あとは地図! これは大事ですね(笑)。あと、家でオンラインでやっているゲームがアプリになって連動しているパターンが結構あるので使っています。

1日のうちで使っている時間は長いほうですか?

わりとデジタルよりアナログが自分の生活の中で多いので、そこまで依存していないほうだと思います。大好きな漫画も、紙で読むのにこだわっているところがあるので…。

いい距離感を保っていらっしゃるんですね。メッセージアプリでは、長文を送るタイプですか?

どちらかというと短いメッセージで、わりと淡々としているかもしれないです。

スタンプも使わずに?

スタンプはたまに使います。「ギャグマンガ日和」とか、自分の気に入ったやつだけですけど…あんなハチャメチャな絵なのに使い勝手がいいんですよ(笑)。

スマホで監督の脳内を覗きたいなと思ったことはあります(笑)

仕事にスマホが役立つことは?

一番はボイスレコーダーです。舞台では、本番中に自分の出番を録音して、セリフの言い回しや歌、自分の声を毎日確認するようにしていました。あと、YouTubeでいろいろ確認できるのもうれしいですね。YouTubeで限定公開にした動画で、演出や変更点の指示が送られてくることも多いので、スマホがあるからこそ成り立っている感じがします。

そんな使い方があるんですね。

みんなそういう使い方をしていますね。あと僕、台本を撮っています。これもみんなやりますよね。電車の中で台本を開くのはやっぱりちょっとあれなので…。スマホでニュースを見るような感じで気になるところを確認しています。

以前、高杉さんも出演された「仮面ライダー鎧武/ガイム」のキャスト座談会でもその話題が出てきました。もちろん覚えているのが前提ですが、台本を持ち歩かず手ぶらで来られると。

それ、久保田(悠来/兄弟役で共演)さんですね(笑)。でも僕は台本も一応持ち歩いているんですよ。電車の中で「見たいな~」と思ったときに開けるのがスマホだから、それが便利だなと思って。データ管理もできますし。

スマホを介して現場が盛り上がることは?

アプリゲームやYouTubeはやっぱり共通の話題になりますね。僕はそこまで待ち時間でやることもないですけど、それでも盛り上がるので、だから漫画以外で僕と友達になるポイントはそこかなと思います(笑)。

(笑)。動画を見るだけじゃなく、撮ることはありますか?

あまり撮らないですね、写真と動画はあまり使わない気がします。衣装チェックのときに使うくらいかな…。

とすると、写真加工のこだわりもあまり…。

ないですね~(笑)。もっと上手くできるようになりたいんですけどね! 今は動画の編集もすぐスマホでできるじゃないですか。どっかの現場でできる子がいたら習いたいなと思っています。

今やスマホで映画も撮れちゃう時代ですものね。

ほんとですよね。写真もスマホで撮ってる方いらっしゃいますよね、フォトグラファーで。

そのくらいまで上手くなりたい願望は…?

あまりないですね(笑)。僕は監督などの作り手側になりたいと思ったことはあまりなくて。監督の脳内を観たいと思ったことは何度もありますけど(笑)。そういうスマホの機能があったらいいですね。

スマホがあったおかげでよくなったことはありますか?

やっぱり情報がすぐ入ってくることだと思います。例えば役についても、パソコンじゃなくてスマホですぐに調べられますし。僕は分からないことが多いので(笑)、すぐ調べられるのは本当にうれしいですね。

歯科技工士も俳優も、何が正解かわからないお仕事です

続いて、ご出演された映画「笑顔の向こうに」について教えてください。演じられた歯科技工士・大地についての印象は?

大地は歯科技工士の仕事一筋で、思いやりのない子ですね。悪い子ではないんでしょうけど、不器用なんだろうなと思います。

ご自身との共通点はありますか?

敢えて言うなら仕事に真っ直ぐなところですかね。僕は1つのことしかできないタイプなので、そこも似ているというか、分かるな~みたいな感じでした。

洗練された美しい歯を作ると評判で、容姿も端麗なことから“王子”と呼ばれる役でもありますが…。

そこはあまり意識しなかったです。多分、この子も意識していないだろうなと思ったので、要素としてプラスはせず、「恥ずかしいな」くらいでいいのかなと。

役作りはどのように?

役に自分を投影することはないので、スタートとゴールを定めて作っていきました。大地が成長していく分岐点を台本から拾い、パーソナルな部分を頭の中でまとめてノートに書き出して。

書き出すんですね。

そうなんです。この子はこういう子で、こういうしゃべり方で、この子とはこういう関係で…と、役のパーソナルな部分を頭の中でまとめてから書くので、ほんの2、3ページ、多くて4ページですが。もともと頭でまとめる人ではあったんですけど、ノートに書き出したほうが分かりやすいです。こういう取材のときにも役立ちますし(笑)。

確かに撮影と取材は間が開きますものね。どんなノートにまとめられるんですか?

コンビニでパッと買ったものです。結局失くしちゃって今手元にないんですけど…(笑)。前回のは使いづらかったから、次は違うタイプを買おうかなと思っています。

僕は「何もできないから努力しよう」と思うタイプです

歯科技工士の仕事についてどういう印象を抱かれましたか?

大きなくくりで、演技の仕事と変わらないのかなと思いました。作っていく過程は地味で孤独で、自分以外の方の感覚によって評価が変わってくる…実際どれくらい上手くなったか分からないところも同じ。何が正解で何が不正解か分からないからこそ、大地の役作りも楽しく取り組めた気がします。

確かに、どちらも自己満足では成り立たないお仕事ですね。

はい。大地とはあまりにも性格が違うので、同じような経験はないんですけど…。僕はどれだけ自分ができないのかを理解して、だからこそ努力しないといけないと思うタイプなので、あまり自己満足に走ったことがなくて。「僕もこれだけ自信を持てていたら、もう少し明るい性格になれていたんじゃないかな?」と思うくらい違います。最初から下手なの分かってるから、ダメ出しされても大地みたいに傷つくことは全然ないんですよ。

それは逆方向にすごいですね。

もちろん、すごく悔しいなとは思うんですけど、その分だけ努力しようと思うので、心が折れたことはないですね。何ていうか、「これくらいできる」と思ったらもうそこまでで。できないから、もっとやらなきゃ、もっとやらなきゃって思います。

大地のように「この人に認められたい」と思ったことはないですか?

あまりないかもしれないです。敢えて言うなら、現場ではやっぱりいいも悪いも監督次第なので認められたいですが…。もちろん褒められたらうれしいですし、よかったと思うんですけど、基本的には自分で決めたい人ではありますね。

劇中の大地のように、仕事で壁にぶつかったとき、高杉さんはどうされますか?

僕は誰に何も言わずに、基本的に1人で解決するタイプ。何も考えずに友達としゃべってる時間がわりと気分転換になるので、調子悪いなと思ったら友達に会って関係ない話をして、よく眠ります。

大地にとっての幼なじみの真夏(安田聖愛)のように、感情をストレートにぶつけられる相手がいるのも幸せですよね。

そうですね。その分、演技の上では真夏とのぎこちなさを最初から打ち消していかなければいけないなと思いました。演じる安田さんはもともと高校の同級生だったので、最初は気まずくて仕方なかったんですけど(笑)、でも逆に、気兼ねなく相談できたのでよかったなと思いました。なかなかない経験ですよね。

この映画を通して発見したことはありますか?

人生で歯というものに対してこれだけ考えたことがなかったので、すごく勉強になりました。スポーツ選手の方たちも皆さん歯を大事にされているんですよね。日本歯科医師会さんが監修に入っているだけあって、実際にあった事例がすてきなバランスで映画に取り込まれているので、ぜひご覧になってください。

★★撮影メイキング&メッセージ★★

Profile

たかすぎ・まひろ/1996年7月4日、福岡県出身。2009年に役者デビュー。2018年は主演映画「世界でいちばん長い写真」「虹色デイズ」「ギャングース」など、映画5本、連続ドラマ2本、舞台1本に出演。2019年は公開中の映画「十二人の死にたい子どもたち」のほか、5月に「賭ケグルイ」が公開される。

Information

「笑顔の向こうに」

2月15日(金)全国ロードショー

金沢出身の若手歯科技工士・大地(高杉)は、東京郊外で歯科衛生士として働き始めた幼なじみの真夏(安田)と再会。洗練された美しい歯を作ると評判の大地だが、地元で歯科技工所を営む父親には半人前と否定され、義歯を提供した患者にも自分の歯形と全く合わないと突き返されてしまい…。

監督:榎本二郎

原案:瀬古口精良

脚本:川﨑龍太

出演:高杉真宙、安田聖愛 ほか

©公益社団法人日本歯科医師会

撮影:松井伴実 スタイリング:石橋修一 ヘアメイク:堤紗也香 衣装協力:コーチジャケット¥29,500、ジップアップシャツ¥19,500 (共にエゴ トリッピング/03-6434-9929)、パンツ¥23,000(イロコイ/イロコイヘッドショップ/03-3791-5033)、ベルト¥8,000(ドレスドアンドレスド/03-6379-1214)、シューズ¥23,000 (ディーゼル/ディーゼル ジャパン/0120-55-1978) 取材・文:坂戸希和美

サイン入り写真プレゼント

高杉真宙さんサイン入り写真を
1名様にプレゼント!

<応募方法>
以下のメールアドレスまでご応募ください。
■応募用メールアドレス:nexistyle@nexi.jp

メールの件名は「高杉真宙サイン入り写真プレゼント」とし、メール本文にクイズの答えを記入し、送信してください。

応募用クイズ

映画「笑顔の向こうに」で高杉真宙さんが
演じる役柄の名前(漢字二文字)は?

<応募締切>
2019年3月5日(火)23時59分

<当選発表>
2019年3月6日(水)

厳正なる抽選の上、当選者の方にはメールにてご連絡させて頂きます。 またご連絡の際に、発送に必要なお届け先情報を別途、お伺いしますので当選メール内に記載される期限までにご回答ください。

※迷惑メール防止などでメールの受信設定をされている場合は、nexiSTYLEからの当選メールが届きません。「@nexi.jp」からのメールが受信できるように設定を行ってください。

<注意事項>

※応募は1アドレスにつき1回までとなります。
※抽選結果に関するお問合せにはお答えできませんので、予めご了承ください。
※ご応募いただきましたメールアドレスは、当選のご連絡のみに使用させていたします。抽選後は速やかに消去いたします。

高杉真宙さんの作品をdTVで観る!

「世界でいちばん長い写真」

(C)2018 映画「世界でいちばん長い写真」製作委員会

「仮面ライダー鎧武/ガイム」

(C)石森プロ・東映

「虹色デイズ」

(C)2018「虹色デイズ」製作委員会 (C)水野美波/集英社

「ReLIFE リライフ」

(C)2017「ReLIFE」製作委員会 (C)夜宵草/comico

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